システム手帳のリフィルを自作している方は、意外と多いのではないでしょうか。
市販のリフィルでは自分の用途にしっくりこなかったり、コスト面で継続しづらかったり…等々、 理由はいくつもあります。
もちろん筆者もそうした理由で自作を始めましたが、使い続ける中で、ひとつ気になる点が出てきました。
それが、リフィルの「パンチ穴の大きさ(内径)」です。
普段はあまり意識されない部分ですが、この穴のサイズによって、ページのめくりやすさや耐久性に意外と差が出ます。
この記事では、バイブルサイズとナローサイズのリフィルにおける6穴のサイズについて、実際に自作してみた視点から整理して、おすすめの6穴パンチを紹介します。
市販されているリフィルの穴の内径

まず、市販されているリフィルの穴の大きさを測定してみました。
左からknoxbrain(現KNOX)のナローサイズ、knoxbrainのバイブルサイズ、Bindexのバイブルサイズです。

薄い紙なので、ノギスのクチバシで穴が広がってしまう恐れがありますが、なるべく無理がかからないように測定しました。

実測結果です。
knoxbrain ナローサイズ → 3.8mm
knoxbrain バイブルサイズ → 5.0mm
Bindex バイブルサイズ → 5.0mm
バイブルサイズは2社とも同じ5.0mmでした。
業界のバイブルサイズ標準が内径5mmなのでしょうかね。
機会があれば、手持ちの他社のバイブルサイズも測ってみたいと思います。
ナローサイズとバイブルサイズの穴の大きさの違いですが、写真でもわかる通り、一見してナローサイズがかなり小さいと感じるでしょう。
穴の面積で考えると、バイブルサイズを100%とすると、ナローサイズは約58%ですので。
パンチ穴の内径はどれくらい違うのか?実測で比較してみた
では、自作のリフィルではどのくらい違うのでしょうか。
自作リフィルの穴の大きさは、6穴パンチに依存しますので、手持ちの次の2機種で比べてみました。

写真奥が、バイブルサイズ用のパンチです。
ただし、バイブルサイズであっても、ナローサイズリフィルの縦もバイブルサイズと同じ約170mmですから、もちろんナローサイズにも使えるわけです。
写真を撮るときに、どこかのメーカー名が入っていないか見てみましたが、見当たりませんでした。
もう30年以上前に買ったものなので、記憶が曖昧ですが、確かBindex製ではなかったかと思います。
一方、写真手前のものは、knoxbrain製のナローサイズ用6穴パンチです。
スケールの部分に開いている穴は、システム手帳に挟むときの穴で、紙に穴を開けることと無関係です。
それでは、それぞれの6穴パンチで穴を開け、その内径を測ってみます。

バイブルサイズ用6穴パンチ → 5.2mm
ナローサイズ用6穴パンチ → 4.1mm

市販のリフィルとは少し異なる内径になりましたが、面積比でナローサイズ用はバイブルサイズ用の約62%となりました。
自作リフィルでの内径の違いによる使用感
私はバイブルサイズでもナローサイズでも、最近、ほとんど自作リフィルを使っています。
そして、バイブルサイズのリフィルを作るときは両方の6穴パンチを使い分けていますが、実際に使用してみると体感的には明確な違いがありました。
一般的には、穴が大きい方がめくりやすく、使いやすいように思えます。
しかし実際に比較してみると、内径の小さいほうがが使いやすく感じています。
一般的には、穴が大きい方がページはめくりやすく、使いやすいように思えます。
しかし実際に複数のリフィルを比較してみると、内径の小さいものが、使い勝手の面では最もバランスが良いと感じました。
穴が小さいことでリングとの隙間が少なくなり、ページのガタつきが抑えられます。その結果、めくる動作も安定し、長期間使っても破れにくい印象があります。
穴が大きいと、
- ページがずれる
- めくるときに引っかかる
- 書いているとリフィルが動く
- 長く使うと穴が広がる
などの不具合を感じます。
つまり、穴の内径が小さいとリングとの隙間が少なくなり、ページのガタつきが抑えられます。
このガタつきが少ないことで、ページをめくる際の引っかかりが減り、書いている最中も紙が安定します。
結果として、長期間使っても穴が広がりにくいと感じました。
ナローサイズ用パンチがおすすめ
筆者の感想についてですが、重要な事項が存在します。
それは、筆者が使っているシステム手帳のリング径です。
筆者は、ナローサイズもバイブルサイズも、リング内径が8mm ~ 11mmのものを使っています。
つまり、リングそのものが細いのです。
ですので、5mmの穴では大きすぎると感じるわけです。
バイブルサイズ・システム手帳で、リング内径が20mm以上のものをお使いの方には、この記事は参考になりませんので、ご容赦願います。
ですので、バイブルサイズ・システム手帳のうち、リング内径が8mm ~ 11mmのいわゆる薄型、あるいはジャストリフィルサイズと呼ばれるシステム手帳をお使いの方には、このknoxbrain製のナローサイズ用6穴パンチをおすすめします。
ただし、KNOX製のスリムパンチは、一度に穴を開けることができる枚数は、2枚までです。
これは、メーカー指定の枚数ではなく、筆者が実際に穴開けをしている経験上からの枚数です。
2枚まではそれほど力は要りませんが、3枚となると、思いのほか力が要ります。
パンチの刃を痛めることにもなりかねないので、2枚以下でお使いください。
一番安全な使い方は、一枚一枚、穴を開けることだと思います。


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