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ひびが入った素焼き植木鉢を修理してみた|簡単な補修方法と実際のやり方

園芸用鉢には素焼きなどの陶器製のものと、プラスチック製のものがありますね。

マイクロプラスチック問題が知られる以前から、プラスチックの質感が好みに合わなくなり、身の回りのものはなるべく木製か金属製のものに置き換えてきました。
それは植木鉢についても同様です。
ただ、釉薬が塗ってある陶器製のものならなおさらのこと、素焼きの駄鉢でさえ、プラスチック製鉢に比べると、その値段はとても高価に感じます。

その高価な素焼きの植木鉢ですが、大きな欠点があります。

そう、割れるということですね。
物理的衝撃で割れるのは、慎重に扱うことで多少回避できますが、筆者のような積雪地帯では、いくら丁寧に扱っても、鉢が含んだ水分が凍ることによってヒビが入ったり、割れてしまうことはなかなか避けるのが難しいのです。

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吉野桜(ソメイヨシノ)を植えてある鉢にヒビが…

今年、発見した植木鉢のひび割れは、3つでした。
そのうち、2鉢がソメイヨシノの鉢で、ひとつが陽光桜の鉢でした。

ソメイヨシノの1鉢と、陽光桜の1鉢は、今年2月末の植え替えのときに気が付きましたので、別の植木鉢に植え替えすることができました。

ところが、ソメイヨシノのうち、大かな鉢に植えてあるほうのヒビは、なんと、植え替えが終わって3日ほど経ってから気が付きました。

このソメイヨシノは、かなり背丈が伸びていて、今期の植え替え時に鉢のサイズ増しをしようかと考えていたのですが、上段の理由で、大きな素焼きの鉢は買えそうになく、同じ鉢での植え替えとなりました。

さて、どうしたものか。

セメントよりエポキシボンド

最初、セメントを塗ることを考えましたが、ちょっと調べてみると、セメントは素焼きの鉢にはなかなかうまく接着しないそうなので、エポキシボンドをヒビの表面に塗って、水漏れを防ぐことにしました。

それだけでは強度がでないので、針金などで縛り、割れても落下しないようにしようと考えました。

ということで、百均で調達してきたのが次のふたつ。

太さ2mmで長さ4mのアルミ線が100円、エポキシボンドが100円の合計200円(税抜)で収まりました。
アルミワイヤー、ホームセンターより安くないですか?

百均のエポキシボンド十分だと思いますが、国内の接着剤メーカーならもっと安心だと思います。

補修開始

エポキシボンドがうまく乗らないといけないので、ワイヤーブラシでヒビの近辺をこすりました。
ワイヤーブラシも別の機会に百均で買ったものです。

一応、完成

見てのとおり、あまり見栄えはよくありませんが、放置よりましかなと思います。

エポキシボンドは、接着のためというより、パテとして使いました。

ただ、アルミワイヤーはあまり役に立っていません。

なぜならば、この植木鉢の形状がテーパー型になっているからです。

どれだけ強く締めても、簡単に下に落ちてしまいます。

ペンチで捻っているのですが、材質がアルミ故、すぐにねじ切れてしまいます。

実際、一回り分、無駄にしてしまいました。

アルミワイヤーの代わりのもの

おそらくですが、断面が丸のアルミワイヤーでは、植木鉢との摩擦がなさ過ぎるのではないでしょうか。

後日、シュロ縄などで縛ってみようと思います。

シュロ縄で縛ったみたら

針金よりはマシな気もしますが、あまり変わらないかも…

緩まない締め方を勉強してから、再度挑戦でしょうか。

追記:素焼き鉢と駄鉢

昔からある日本製の「駄温鉢」と呼ばれる植木鉢があります。
今回、ヒビが入った鉢は形状が駄温鉢に似ていますが、どうやら違うらしいことが判りました。

上の素焼き鉢は、確かイタリア製だったと思いますが、いわゆる「テラコッタ」の類のようです。

このテラコッタ系の素焼き鉢は、焼成温度が約700℃~900℃程度。
一方、駄温鉢の焼成温度は、約1000〜1100℃。
駄温鉢のほうが強度が高いようです。

また、駄温鉢よりテラコッタのような素焼きの鉢は、保水性が高くない。
つまり、水蒸気を通しやすいということらしいですね。

よくよく思い出してみると、過去にヒビが入ったり、完全に割れたのは「駄温鉢」ではなく、「素焼き鉢」ばかりだったようです。

12号の「駄温鉢」にオリーブを植えてありまして、その2鉢は何度も植え替えしながら10年くらい使っていますが、割れる様子はありません。

今度から焼き物の植木鉢を買うときは、このことを留意して買うことにしました。

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