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芝生のコアリング作業をやってみた|手順と効果+苗づくりも検証

芝生の手入れとして、コアリングという方法があります。
コアリングというのは、専用の器具を使って芝生に小さな穴を開け、土の一部を抜き取る作業のことです。

一見すると「せっかくきれいに育っている芝生に穴を開けて大丈夫なの?」と不安に思うかもしれませんが、実は芝生にとってはとても重要なメンテナンスのひとつです。

芝生は日々の歩行や雨の影響を受けて、少しずつ地面が踏み固められていきます。すると、土の中の空気の通り道が減り、水はけも悪くなってしまいます。こうした状態が続くと、芝の根はうまく呼吸ができず、成長が鈍くなったり、部分的に弱ってしまったりします。

そこでコアリングを行うことで、固くなった土に直接アプローチし、地面の中に空気や水が通りやすい環境を作ることができます。さらに、穴を開けて古い土を取り除くことで、新しい土を入れるスペースが生まれ、芝生の根にとってより良い環境を整えることにもつながります。

見た目だけでは分かりにくい「土のコンディション」を改善できるのが、コアリングの大きなメリットです。

今回は実際に自宅の芝生で、前回の「目土入れ作業」と同時に「コアリング作業」を行ってみたので、その手順や感じた効果、作業のポイントなどをまとめてみたいと思います。これから芝生の状態を改善したいと考えている方の参考になれば幸いです。

また、そのコアリング作業で出た「芝生の根」を再利用して、「芝生の苗」を作ることも併せて実験していますので、その様子もお伝えします。

なお、この作業の結果は、芝生の成長具合を観察することによってわかるので、この記事は毎月の写真とともに追記していくレポートの形となります。

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コアリング作業を行った時期と芝生の状態

コアリングを行るのは一般に芝生の成長が活発になり始めた春先です。
冬を越えた直後の芝生は、一見するとそれほど問題がないように見えても、実際には土が締まり気味で、水はけもあまり良くない状態が多いです。

実際に歩いてみると、ところどころ地面が固く感じられ、「これは一度リセットした方がよさそうだな」と感じることも多いのではないでしょうか。

筆者の場合(北陸地方在住)、今年は4月上旬から開始しました。
また今回は、前回行った目土入れのタイミングと合わせて作業することで、効率よく土壌改善を進めることを目的としました。

ただ、週末の限られた時間しか作業ができないので、一度に芝庭全体は無理なので、少しずつ「コアリング」と「目土入れ」を同時に行いながら、出来れば梅雨明け頃までに全体を終わらせればという緩い計画で行っています。 

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芝生のコアリング作業に使った道具

コアリングには専用の器具を使用します。
今回は手動タイプのコアリングツールを使って作業を行いました。

先端が筒状になっており、地面に差し込むことで土を円柱状に抜き取ることができます。シンプルな構造ですが、しっかりと土を抜くことができるため、家庭でのメンテナンスには十分な性能です。
育苗ポットを取り付けることで、穴の上部から抜ける「コア」をまき散らすことなくキャッチできます。

電動の機械に比べると時間と体力は必要ですが、その分コストを抑えられるのがメリットです。

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芝生のコアリングのやり方と手順

作業自体はシンプルで、

コアリングツールを地面に差し込む
足で踏み込んでしっかりと刺す
引き抜いて土を取り出す

という動作をひたすら繰り返していきます。

一定の間隔でまんべんなく穴を開けていくのがポイントです。
おおよそ10cm〜15cm間隔を目安に作業を進めていくのが良いと思います。

ただし、筆者はそれほど厳密に穴あけ間隔を保ったのではなく、適当にコアリングしています。
あまり神経質にならず、作業が苦にならない程度に手を抜くのも続けるための方法かと思います。

実際にやってみると、思っていた以上に体力を使う作業で、特に土が固くなっている部分では、しっかり体重をかけないと器具が入りませんでした。逆に、スムーズに刺さる場所もあり、場所によって土の状態が違うことを実感できます。

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抜き取った土と芝生の根の様子

コアリングを行うと、円柱状の土がポコポコと抜き取られていきます。

その中には芝生の根も含まれており、「こんな風に根が張っているんだな」と観察できるのも、この作業の面白いところです。

今回注目したのは、この抜き取った芝生の根です。
通常であれば処分してしまう部分ですが、「これを再利用できないか?」と思い、簡単な実験として芝生の苗づくりにも挑戦してみることにしました。

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コアリング後の状態と目土入れ

コアリングが終わった直後の芝生は、穴だらけの状態になります。
見た目だけ見ると少し心配になりますが、この状態こそが改善のスタートです。

このあと、目土を入れていくことで、

開けた穴を埋める
新しい土を補充する
表面をならす

といった作業を行い、芝生の環境を整えていきます。

コアリングと目土入れをセットで行うことで、より効果的に土壌改善ができると期待しています。

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コアリングで出た根を使った芝生の苗づくり

このコアリング作業で出てきたコアは、生きた芝生の根を含んでいます。

もちろん、適切な方法(自治体によって、土の処分方法は異なる)で捨てても構いませんが、芝生の苗作りに使えそうです。

今回は、プランターでこのコアから芝生の苗を作るという実験をしてみました。

培養土にも「目土」として使った「左官砂」を用います。
さすがに左官砂だけではやや不安でしたので、少しだけ「腐葉土」を混ぜました。

この培養土の上に、コアリングで出たコアを少しほぐしながら乗せます。

そして、「目土」として左官砂を薄くかけ、水を与えます。
芝生の芽が出てくるまでどのくらいでしょうかね。
乾燥しないよう、頻繁に水やりしながら様子を見ていきます。

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