先日、久しぶりに庭でバーベキューをしました。
日中の用事を済ませてから準備を始めると、どうしてもスタートは夜になってしまいます。
当然、あかりが無いと肉の焼け具合が分かりません。
ふと、「約30年前はコールマンのガソリンランタンを使っていたな」と思い出しました。
処分した記憶はないのですが、家じゅうを探しても見つからず……。
ひとまず百均で小さなLEDランタンを買って試してみたものの、小さすぎて焼き場を照らすにはまったくパワー不足。
結局、ドラムコードで100Vのコンセントを引っ張ってきて「作業灯」を点灯させました。
おかげでバーベキュー自体は大成功だったのですが、なんだか工事現場のようになってしまい、雰囲気が出ません(笑)。
「やっぱりキャンプらしいランタンが欲しい!」と思い立ち、後日リサイクルショップを数店舗めぐってみることに。
店頭にはガソリンランタンやガスランタンがいくつか並んでいました。
ただ、中古のわりには意外とお値段が高く、なかなか踏ん切りがつきません。
特にガスランタンは、毎回専用のガス缶を買い続けるとなるとランニングコストも気になりますし……。
灯油ランタンを見つけました。
そうやっていろいろ迷いながら店内を眺めていると、棚の上のほうに手ごろなサイズの箱が入っているのを見つけました。
「ん? ランタンかな?」
手に取って確かめてみると、どうやら灯油ランタン(オイルランタン)のようです。
しかも、未使用品らいしというお店からの一言が書いてあります。

これまで灯油ランタンは使ったことがありませんでしたが、メーカーを見ると信頼の「カメヤマ」。
そして何より、驚いたのはそのお値段です。
なんと、税込で880円!
「この価格なら、もし失敗してもまったく痛くない!」
迷う理由はどこにもなく、即決でレジへ向かいました。
未使用品で間違いありませんでした
さっそく家に持ち帰り、ワクワクしながらパッケージを包む透明ビニールをハサミでカット。
箱を取り出してみて思わず笑ってしまいました。
なんとそこには、前所有者が買った時の「元々の値札」がそのまま残っていたのです。

しかも、どこのお店でいくらで買われたものなのかまで丸分かり(笑)。
この灯油ランタンは、あのローソクのカメヤマの製品で、入っていた説明書によると、灯油タンクの容量は約200mlとのこと。
カメヤマのHPで見てみると、この製品かなと思われる200mlタンクの灯油ランタンの2026年9月時点での定価は3,000円(税抜)なので、ドラッグストアの1,980円という値段がいつ付けられたのかはわりませんが、これを880円(税込)で入手できたのは、かなりの幸運でした。
色はシルバーでした
リサイクルショップでは、箱の中身を見ないで買いました。
会計時、店員さんに「中を見ますか?」と聞かれたのですが、中を見たところで今さら買わないということはありえないので、必要ないと答えました。
そのときは、何種類も色違いがあるとは知らなかったので…。

開けて見ると、予想外の色で、シルバーでした。
自分で勝手にブロンズ色だとばかり思い込んでいたので、このシルバーは意外でした。
それにしても、汚れひとつない未使用品であることは一目瞭然。
芯を上げて見ても、点火の跡もありません。
ただ、持ってみて感じたことは、とにかく軽いということです。
自分にとってのランタンの記憶は、コールマンのガソリンランタンしかありませんので、あの重いランタンに比べると、このオイルランタンの軽さと工作精度があまり良くなさそうな造りには、いささか不安になりました。
燃料はどうしよう
リサイクルショップで箱を手にとって見ていたところ、箱の外に燃料のことが書いてありました。
使用燃料:パラフィンオイル・白灯油
白灯油とあるので、ガソリンスタンドで売っている「灯油」が使えます。
実際そうしようかなと思ったのですが、最初だけはランタン用の「白灯油」を使ってみようと思い、その足でホームセンターに行き、「白灯油」を買いました。

500mlで550円(税込)ですので、ガソリンスタンドの灯油の約9倍ほど。
写真の「白灯油」を使い切ったら、ガソリンスタンドの灯油にしようと思います。
ただ、コストのことを後回しにすれば、パラフィンオイルが一番安全性が高いので、そのような選択も有りですね。
白灯油とパラフィンオイルの違いについて
オイルランタンなどで使われる「ケロシン(灯油)」と「パラフィンオイル」の違いについて、分かりやすく表とポイントでまとめました。
■ 比較表
| 項目 | ケロシン(白灯油) | パラフィンオイル |
| 主な用途 | 石油ストーブ、石油ファンヒーター、一部のランタンやバーナー | オイルランタン、オイルランプ専用 |
| におい | 独特の石油臭(ツンとすることがある) | ほぼ無臭(燃焼中も臭いにくい) |
| スス(煤) | 出やすい(芯の出し方や調整が必要) | ほとんど出ない(メンテナンスが楽) |
| 引火点 | 約40度以上(比較的低め・火気注意) | 約95度以上(比較的高く、安全性が高い) |
| 価格・入手性 | ガソリンスタンドで安く買える(圧倒的コスパ) | アウトドアショップやネット通販(やや高価) |
■ それぞれの特徴と選び方のコツ
- ケロシン(白灯油)
- メリット: 何と言っても圧倒的な安さと手に入りやすさが魅力です。
ガソリンスタンドで必要な分だけ手軽に購入できます。 - デメリット特有の注意点: 燃やすと特有のにおいやススが出やすいため、器具のこまめなメンテナンス(芯の掃除など)が必要です。
また、引火点が低いため保管や扱いには少し注意が必要です。
- メリット: 何と言っても圧倒的な安さと手に入りやすさが魅力です。
- パラフィンオイル
- メリット: ススが出にくく、嫌なにおいもほとんどしないため、テント内や室内でも快適に使えます。引火点が高く安全性も優れています。
- デメリット: ケロシンに比べると価格が高く、購入できる場所が限られます(主にアウトドアショップやネット)。
我が家では、ボイラーも暖房も基本的に白灯油を使っています。
パラフィンオイルが安全面で優れているのは分かっていますが、オイルランタンには白灯油を使っていこうと思います。
今回は、ホームセンターで500mlで550円という高価な白灯油を買いましたが、これが無くなれば、石油ファンヒーターで使っている普通の灯油を使うつもりです。
点火してみました
燃料を入れ、実際に点火してみました。

思ったより、火が太いと感じました。
写真の状態より火を大きくすると、煤が出始めますので、このくらいの火の大きさにして使い続けることになりそうです。
夜の庭で
実際に、夜の庭で使ってみました。

写真ではかなり明るそうに見えますが、このサイズの灯油ランタンひとつだけでは、焼き場と座っているところの周辺を照らすことは難しいように思います。
オイルランタン・灯油ランタン
今回、この灯油ランタン(外箱にはオイルランタンと記載されています)を買い、試用してみたことで、オイルランタンの構造がだいたいわかりました。
今後、またリサイクルショップでオイルランタンを見かけたときは、お買い得なのかなどの判断材料と照らし合わせて購入を決断できそうです。
余談:別のリサイクルショップでも同じものが…
実は今回の購入をきっかけに、オイルランタンに興味が出てきたのと、1灯だけでは暗いなと思い、中古のオイルランタンを探して、別のリサイクルショップを見てきました。
すると、全く同じもの、つまりカメヤマの同サイズの同色のオイルランタンを見つけました。
ただ、値段が……
同じく未使用品ではあったのですが、1,980円(税込)の値札が付いていたので、購入は見送りました。
使用済みのものでも良いので、1,000円以下で見つけたいです。
そのまた別のリサイクルショップで発見
カメヤマの未使用品を1,980円で見つけたリサイクルショップとは別のリサイクルショップで、今度は、箱無し剥き出しのオイルランタンを見つけました。

これ、どう見てもカメヤマのと同じ形、同じ大きさです。
家に置いてあるカメヤマのオイルランタンを思い出しながら、細部を比較しても同じものだと確信しました。
ただ、家にあるカメヤマのは銀色ではありますが、塗料の色が銀色で、今回見つけたのは無塗装という感じでした。

どこにも値段が書いてなかったので、店員さんに尋ねるしかないかな、と思っているうちに、裏に値段シールがありました。
なんと、500円(税抜)!
DCMが販売していたかのような表記も見られます。
もちろん、即購入です。
家に持ち帰り、カメヤマのと並べてみました。

やはり違いは、銀塗装と無塗装にあるようです。
無塗装だと錆びやすい気がしますが、質感的には意外と無塗装も良い感じです。

夜、バラック立てのテントとベンチの灯りとして、ふたつのオイルランタンを吊るしてみました。
iPhoneカメラの補正が効いて、そこそこ明るく写っていますが、実際にはかなり暗いです。
そこで、明るさを増強するため、リサイクルショップ巡りをして、安価なオイルランタンをもっと探そうかなと思っています。
ただ、夕涼みや月見するごとにたくさんのオイルランタンを吊るすのも面倒なので、大型の明るいオイルランタンが手に入ると嬉しいです。


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