パイロット万年筆 カスタムヘリテイジ912の軟調細字をメルカリで

パイロット カスタムヘリテイジ912 SFM

メルカリで入手

2020年にメルカリで9,200円(税込み)で購入。

実は、カスタムヘリテイジ912は、太字(B)を持っていて、それは近所の文具店で買いました。
その文具店さんは、基本、定価の3割引なので、当時、カスタムヘリテイジ912は定価が20,000円(税抜)でしたので、実売15,400円(税込み)だったと記憶してします。

カスタムヘリテイジ912

カスタムヘリテイジ912は、適度な長さと太さで持ちやすいサイズというのもあるのですが、ベスト型という形が好きなのです。

  • ベスト型
    両端が平らになっている
  • バランス型
    両端が丸くなっている

不必要にたくさん万年筆を持っていた時は、バランス型もたくさん持っていたのですが、私はベスト型のほうが形として好みなので、バランス型はヤフオクで処分してしまいました。

同じ型の万年筆を2本も持っているのは、今心がけている持たない暮らしに反しますので、いずれ太字のものはオークション等で誰かに譲るつもりです。

ペン先について

持たない暮らしを心がけていたにも拘わらずメルカリで購入したしまった理由は、ペン先の硬さというか種類。

私が購入したものは、ペン先は「SMF」と呼ばれる中細・軟調のものです。

もともと私は筆圧が異常に高く、鉛筆、ボールペンなどで筆記すると短時間で手が疲れてしまいます。
その対策のひとつとして万年筆を使い始めたというのがあるのですが、となると、軟調タイプのペン先は、私の筆圧に耐えられないのではという懸念もありました。

ですが、実際に入手して使ってみると、軟調のペン先は、毛筆とまではいきませんが、それに近い筆圧の強弱の変化を楽しむことが出来ました。

パイロット万年筆のペン先の種類

パイロット万年筆には何種類ものペン先が用意されています。
もちろん、モデルによってはそのうちの何種類かに限定されてはいますが。

  • 一般的なペン種
    EF(エキストラファイン) / やや硬めの極細字
    F(ファイン)/ やや硬めの細字
    FM(ファインミディアム)/ やや硬めの中細字
    M(ミディアム)/ やや硬めの中字
    B(ブロード)/ 太字
    BB(ブロードブロード)/ 極太字
  • ソフト調のペン種
    SF(ソフト・ファイン)/ ソフト調の細字
    SFM(ソフト・ファインミディアム)/ ソフト調の細字
    SM(ソフト・ミディアム)/ ソフト調の中字
  • 特殊なペン種
    S(シグネチャー)/ 縦の線は極太字、横の線は中字
    PO(ポスティング)/ ペン先を下向きにした硬めの極細字
    FA(ファルカン)/ 超ソフト調毛筆の筆跡
    WA(ウェーバリー)/ ペン先を上向きにした軟らかめの中字
    SU(スタブ)/ 縦の線は太字、横の線は細字
    C(コース)/ 特太字
    MS(ミュージック)/ デザインにも使える楽譜用特太字
パイロット・よくある質問 より
一本だけ選ぶなら

「所持する万年筆は1本だけ」を目指していて、現在、これがその第一候補です。

万年筆をたくさん所有していた頃なら、ペン先の種類もたくさん用意したと思いますが、私の用途では1本か2本で十分です。
その候補がこのSFMという訳です。

パイロット万年筆の特徴について

実は私は、パイロットの万年筆をあまり買ったことがなかったのです。

何故かというと、クリップの特徴的な形が好きではなかったのです。
クリップの先に付いているあの丸い球が苦手です。
今もそうです。
このカスタムヘリテイジ912は、そのようなクリップの形状ではないので買いました。

コメント