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ディスクグラインダーの切断砥石は1mmと2mmどっちが早い? 金属パイプで切断時間を比較検証

庭の作業台として、折りたたみ式の「会議用テーブル」を愛用していました。

鉄製の脚は塗装もされているし、「10年くらいは持つだろう」とタカをくくっていたのですが、天板は合板。
雨対策として上に3cm厚の欅の板を載せていたものの、テーブルの天板には容赦なく雨が染み込み、なんとたった1年ほどでボロボロに……。

そのまま5年以上騙し騙し使ってきましたが、いよいよ腐食が限界を迎え、廃棄を決意しました。

木製の天板は小さく切れば「可燃ゴミ」として出せますが、問題は「鉄製の脚」です。
町内の資源回収日に出すには大きすぎるため、「ディスクグラインダーで切断して小さくするしかない!」と思い立ちました。

そこで今回は、家にあったディスクグラインダーを使い、「切断用砥石の厚みの違い(1.0mm vs 2.0mm)で、切断スピードや作業効率がどれほど変わるのか」を実際に検証してみました。

「薄い砥石がいいって聞くけど、実際どうなの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ディスクグラインダーの切断用砥石

筆者が所有しているディスクグラインダーは、BOSCH製の100V電源用のもので、ディスクの規格は、直径100mmサイズです。
ディスク売り場で見てみると、100mmのものはありますが、ほとんどが直径105mmとなっています。
実際は105mmで問題なく装着可能のようです。

ただし、機種によっては、105mmを取り付けると安全カバーの内側にギリギリ接触しそうになる場合があります。
干渉していないか、電源を入れる前に手で軽く回して確認することをおすすめします。

ところで、この会議用テーブルの脚を切断する前に、園芸用の「イボ竹」を切断して資源回収に出したことがあるのですが、そのときに使ったディスクは、ダイヤモンドカッターでした。
このBOSCH製のディスクグラインダーは、亡父が使っていたもので、そのダイヤモンドカッターも亡父が使ったまま取り付けられていました。
父は何を切断したのかわかりませんが、そのダイヤモンドカッターはかなりチビていて、切れ味が今ひとつでした。

会議用テーブルの脚を切断しようと思い立ったのは良いのですが、切れ味が悪くなったダイヤモンドカッターのことが頭にありましので、別の用事でホームセンターにいく度に、ディスクグラインダーに取り付ける金属切断用のディスクを物色していました。

そんなある日、百均の工具コーナーに寄ってみると、なんと、105mmの金属用切断砥石が売っているではありませんか。

しかも、2枚で100円(税抜き)です。
つまり、1枚50円(税抜き)。
厚みは、2mmでした。

百均の品物なので、摩耗が早いのは仕方ないとしても、2枚もあれば、会議用テーブルの脚を切り終えるだろうと思い、購入しました。

2mmの切断砥石で切ってみたのですが…

上の画像ですが、この記事を書く前に百均の2mmの切断砥石で片側を切断しました。
その際、当たり前ですが、「切断しているというより削っている」感じが強かったので、作業を一旦、中止しました。
もう片側の脚の切断と、8本の横棒を2分割にする作業もあるので、かなり時間がかかりそうに思ったからです。

もっと薄い切断砥石はないのか?

2mmで削っているときに感じたのは、火花がかなり出ることでした。
そこで、もう少し薄い切断砥石があれば、切る感覚で作業ができるのではないかと思い、ホームセンターの工具売り場に足を運びました。

ホームセンターでは、0.8mmという厚さ(薄さ)の切断砥石も売っていましたが、今回は1mmのを買いました。
値段も、1枚180円(税抜き)と、思っていたほど高くなかったです。

画像の左側がホームセンターで買った1mm厚のもの、右側が百均で買った2mm厚のものです。

本当は、同じメーカーの1mmと2mmを使っての比較をしたかったのですが、同メーカーのものは売っていませんでした。

2mmと1mmで切断してみると…

まず、百均の2mmで切断してみます。

四角脚のこの部分で切断に要する時間を計りました。

クロノグラフのストップウォッチ機能を使って計測したので、1秒〜2秒の誤差はご容赦ください。
ストップウォッチボタンを押してからグラインダーのスイッチを入れ、切断を確認してからすぐにストップウオッチボタンを押すという計り方で、約30秒かかりました。

次に反対側の四角脚部分を、1mmの砥石で切断しました。
1mmの砥石をグラインダーに取り付けたところの写真を撮り忘れてしまいましたが、同様に計測しました。

作業時の足場の状態や位置の関係で、グラインダーを当てる方向が同じではないなど、完全には同一条件にできませんでしたが、1mmの砥石で、約16秒で切断することができました。

削る量が半分になれば、時間も半分?

1mmであれ2mmであれ、結局は鉄(金属)を削っているわけですから、単純に2mmの砥石は1mmの砥石の2倍の鉄を削っているわけです。

ですから、大雑把な予想として、切断にかかる作業時間も半減とまではいかないとしても、2、3割は減るだろう期待していたろころ、何と、ほぼ半減したことになります。

感覚的にも、「切っている」という感触でした。

火花ですが、減ったという感じはありましたが、極端に少なくなったとは感じませんでした。

これまでをまとめると、

砥石の厚み購入場所・価格(目安)特徴・切断スピードおすすめの用途
1.0mmホームセンター(約180円)圧倒的に早い。 火花や粉塵が少なく、切り口も綺麗。金属パイプ・薄鉄板の切断、DIY全般
2.0mm百均(2枚100円)切るというより「削る」感覚。時間がかかり、火花が多い。厚物金属の切断、耐久性重視、簡易的なバリ取り
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金属パイプの切断は、1mmがおすすめ

今回は中空の鉄製パイプの切断だったこともあり、1mmの砥石が作業途中に破折するということはありませんでした。

作業も捗り、さらに横棒も1mmで切断しました。

脚はすべて資源回収に出せる大きさに切断されました。

特に太いパイプや、中が埋まっている金属棒の切断だとまた話が違ってくるかもしれませんが、細めの中空パイプなら、1mmの砥石が最適だと思いました。

筆者の家には、コンクリートの土留に埋めてあるアンカーボルトなど、切断しなければならないものがまだたくさんあります。

それらのものを切断するときは違った厚みの砥石が必要になるかもしれませんので、そのときにはまたレポートします。

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ディスクグラインダーについて

この記事の最後になりますが、ディスクグラインダーについてです。

筆者は、たまたま亡父の使っていたBOSCH製のディスクグラインダーを所有していますが、これはいわゆる「コード式」です。

屋外で作業する場合、どうしても延長コードやドラムコードが必要になってきます。

最近は、バッテリー駆動の電動工具が主流のようにも思いますが、工具自体の値段や、長時間作業のことを考えると、コード式を買うのも悪くないと思います。

ただ、インパクトドライバーなど、すでにマキタやHiKOKI(ハイコーキ)のバッテリー駆動の製品をお持ちの方は、バッテリー別売りの本体ならば、ACコード式のものと、それほど値段は変わらないので、そちらのほうが便利でしょうね。

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ディスクグラインダーの安全な使いかたのまとめ

薄型(1mm)砥石を安全に使いこなすための3つの鉄則

1.0mmの切断砥石は作業がサクサク進んで素晴らしい使い心地ですが、薄いぶんだけ2.0mmよりも割れやすいというデメリットがあります。
ディスクグラインダーは一歩間違えると大怪我につながる工具ですので、以下の安全対策を徹底してください。

1. こじらない、押し付けない

砥石が薄いため、切断中に本体を左右にねじったり傾けたりすると、刃が噛み込んで木っ端微塵に割れる危険があります。必ず部材に対して「垂直」に刃をあて、余計な力を入れずにグラインダー自体の重みで自然に切れていくのを待つ感覚で作業しましょう。

2. 防具は「メガネ・マスク・革手袋」を徹底する

飛び散る火花や鉄粉、万が一の破片から身を守るため、保護メガネ防塵マスクは絶対に着用してください。
また、手の保護には軍手ではなく、巻き込みに強い防振手袋革製の手袋を使用するのが基本です。

3. 安全カバーと火花の向きに配慮する

グラインダーについている「安全カバー」は、万が一刃が割れたときに自分に破片が飛んでくるのを防ぐ命綱です。
カバーを絶対に外して使用してはいけません。
また、火花が自分に向かって飛んでこないよう、カバーの向きをしっかりと調整してからスイッチを入れましょう。

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