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手帳カバーの補修 システム手帳 革カバー 補修クリーム

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[サフィール] 革 合皮 傷隠し レノベイティング カラー 補修クリーム

革製品に傷は付き物

手帳カバーに限らず、革製品は使っているうちに傷が付いたり、色が剥げたりします。
丁寧に扱っていても、長い年月使っていれば、このは仕方のないことだと思います。

この傷や色剥げなどを「経年変化」と呼べるのかはいろいろな意見もあるところだと思いますが、私の場合、目立つ傷は補修して使いたいと思う派です。

革の傷補修と言えば、このサフィールの補修クリームでしょう。
「革の補修」で検索すると、たいていこれに当たります。
私も長年これを愛用していますが、まだ1本目です。
アマゾンの履歴を調べたら、買ったのは8年前なので、結構保ちますね。

というのも、途中でサフィールのではなく、日本製(確かコロンブス製)のも併用していたことがあるからだと思います。
日本製のは、使い切ってしまいました。
ですので、8年間でだいたい2本の消費ということになるでしょうか。

なぜ途中で日本製のも買ったかと言うと、後でも書きますが、サフィールの補修クリームは、仕上がりが「艶消し」っぽくなるなるからです。
日本製のなら艶があるままかなと試しに買いましたが、それほどの違いはなかったので、先に日本製のを使い切りました。

ということで、今回、最近使い続けているStyloFaxというバイブルサイズのシステム手帳の色剥げが目立ってきたので、このサフィールの補修クリームで着色してみました。

手帳カバーの一番弱い部分

手帳カバー、特にバインダーの付いているシステム手帳は、ここが擦れたり柔らかくなっていませんか?

これは手帳の下側で、色剥げというより、革ごとすり減っているというかんじです。

全体的にも、色剥げ部分が増えてきたので、補修クリームで誤魔化そうと思います。

刷毛目が出るのを避ける

サフィールの補修クリームは、そのまま薄めずに使うことによって、革の補修としての効果が出るのだと思いますが、私は色剥げをカバーする目的で使うので、少し薄めて使います。

いつも豆皿に少し絞って、筆で修理部分に塗り、後始末で豆皿を水洗いしていることから、この補修クリームは水で薄めることができると経験的に知っています。

薄めずに筆で塗れば強度的に一番良いのかもしれませんが、いわゆる「刷毛目」が出てしまい、補修感が全面的に出るので、最近は水で薄めて、刷毛ではなくウエスに染み込ませて、補修部分を塗っています。

実際にウエスに染み込ませました。

これ、素手で作業していますが、結構、手に付きましので、実際に作業する方は、ポリエチレンの使い捨て手袋などを使うことをお勧めします。

補修後の様子

塗り終わるとこんな感じです。

どうでしょうか。

写真では判りにくいかと思いますが、傷はほとんど目立たなくなっていると思います。

それより、ウエスで塗った部分の艶が失われて、他の分との境目が気になる感じです。

ただ、この艶消し感は、使っているうちに段々と無くなっていきます。

当初は、この上からデリケートクリームを塗ったり、他の艶が出そうなクリームを塗ったりしたのですが、あまり変わりませんでした。

おそらく、補修材の成分が艶出しなどのクリームを弾いているのではないでしょうか。

それより、使い込んでいるうちに、人間の手などによって表面が研磨されることで、少しだけ艶が戻ってくるのではと考えています。

これはあくまで私の感想なので、革製品の補修で、絶対艶を失いたくない方は、十分な調査の上、補修クリームを選んでください。

私は今のところ、塗ってそのままで艶が出るタイプの補修クリームを見つけられていません。

この辺の情報をお持ちの方は、是非、お教え願いたいと思っています

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