刈払機用差し込み式ナイロンコードカッターの自作

差し込み式ナイロンコードカッターを自作しました。

以前に縁石際に伸びている芝生を刈るため、中古のナイロンコード専用の充電式刈払機を中古で買いました。
KOSHIN(工進)のバッテリー電圧18Vのものです。
何回か使用しましたが、結構、役に立ちました。

ただその機種は、コードが1本だけ回るタイプのもので、しかもコードを取り付ける回転部分を他社のものに替えることができないタイプでした。
ということは、コードも専用のものしか使えないということです。

それを使い続けても良かったのですが、偶然、よく行くホームセンターでチップソーが付いた同じKOSHNの18Vのバッテリーが使える刈払機を見つけました。

しかもキャンペーンということでバッテリー(18V 2.5AH)が2個付いていて、更に展示品のため外箱が無いという理由で、かなりの破格の値段設定になっていました。

しかし、その場で衝動買いはせず、1日慎重に考えて、翌日購入。

チップソーで使うつもりはなかったので、アマゾンで専用のナイロンコードカッターを取り付ける回転部品とお試しのコードが付いたセットを注文しました。

ナイロンコードカッターを装着して芝刈りをしてみたのですが……

注文の翌日にそのパーツセットが届いたので、そのまた翌日に取り付けて、早速、縁石付近の芝生を刈ってみました。

正直、1本だけが回る旧機種と今回入手したものとでの、芝生の刈り具合の明確な違いは感じませんでしたが、やはり2本のほうが、モーターの軸に掛かる負担も少ないだろうという安心感があります。

ところが、5分ほど回してみると、思った以上にコードが短くなっていることに気付きました。

大した違いではないといえばそうなのですが、測ってみると、約1cmほど擦り減っています。
5分ほどでこうなのですから、結構、ランニングコストかかるのではと……

というのも、これの純正替えコードが思いの外、高価なのです。
某大手通販サイトで、1本約70円強。
1回に2本使いますので、約140円。
これでどれだけの芝生が刈れるかは未知ではありますが、縁石際の芝生を刈るという用途から、絶えず、ナイロンコードは石を擦っています。

このランニングコストは痛いなあと、他メーカーの差し込みナイロンコードを探してみたのですが、どこのメーカーのもそこそこの単価です。

自作することにしました。

ということで、ご多分に漏れず、私も自作のすることにしました。

ネットで調べて用意したものは、次の写真の通りです。

ナイロンコードの端に取り付けて、コードが脱落しないようにするストッパーとして、自作するみなさんが使っている圧着スリーブの一番小さいもの。
これは100個入りで600円(税込)ほど。
コード(2.4mm径)13mが440円(税込)ほど。
穴開きラジオペンチが百均で220円(税込)

圧着スリープをかしめるには、いわゆる電工圧着ペンチが良いに決まっています。
私も圧着ペンチは持っているのですが、どこに仕舞ったのか、ちょっと捜索しましたが、見つからずだったので、簡易的に圧着できそうな百均のこのペンチを買いました。
圧着ペンチは、いずれ、どこかで見つかるかるでしょう。

何本か作ってみました。

よく売っている差し込み式コードの長さは、20cmのものが多いようですが、KOSHINの専用のものは、実測約17cmでしたので、その長さに合わせて作りました。

おそらく、17cmより長いと、モーターに負担が掛かるのでしょう。

問題のストッパーですが、拡大写真のように、あまり綺麗な仕上がりとは言えない出来になってしまいましたが、遠心力に負けて飛び散らなければそれど良しとしましょう。

実際に取り付けて回したところ、問題無さそうでした。

これを量産すれば、1本、約12円ぐらいで作れることになります。

とはいうものの、私の用途では今回用意した13mのコード全部を使い切れそうにありません。

縁石際の芝生だけではなく、雑草を刈るのにも使わないともったいないと思い始めています。

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