Macを使い初めて7年目くらいになるのですが、昨年まではあまりMac用のキーボードには拘りがありませんでした。
それまでは、純正のBluetoothキーボードがデザイン的に一番会うものとして、疑いもせず使ってきました。
それほど使いにくくもなかったからです。
でも今は、Keychron K12を使っています。
Keychron K12 テンキーレス60%キーボード
Keychron K12を使い出す経緯
元々Windows派だった私は、ずっとHappy Hacking Keyboard系のキーボード(以後、HHKBと略)を使ってきました。
いわゆる自宅サーバーとして2台のLinuxマシンを、Windowsも予備を含めて3台。
計5台のPCにそれぞれHHKBを接続してしました。
今もHHKBは2台所有しています。
そんな私が、MacBook Proを皮切りにMac miniやiMacを使うようになりました。
MacBookのキーボードは別として、据え置きタイプのMacにも最初はそのHHKBを使っていましたが、やはりデザインの調和がとれない。
当然、Apple純正のキーボードを揃え出しました。
最初は、白系の純正キーボードを揃えていたのですが、汚れとか日焼けとかで、あまり白系のキーボードは好みじゃないのです。
そうこうしているうちに、黒系のApple純正キーボードの中古を見つけ、買いました。
黒のApple純正マウスや黒のトラックパッドとセットだと、かなり見映えが良いので、それはそれで気に入っていたのですが、残念ながらそのキーボードはフルサイズ。
長い間HHKBを使って来た私は、このフルサイズのキーボードは馴染めない。
そして見つけたのが(もちろん中古で)SatechiのX1 で、Apple純正テンキーレスの黒バージョンかと見間違えるようなデザイン。
即決で落札し、品物の到着を待ちました。
到着後、すぐに使ってみたところ、操作感にはそれほど違和感は無かったのですが、なんか、変。
原因は、キーに印刷してある文字の大きさと、ある特殊キーにありました。
やたらとキーの文字が目立つこと、Bluetoothの接続先を選ぶためのキーのロゴがダサいこと。
こうしてアップで見ると、Bluetoothのマークが目立つようですね。
ということで、あまり使わないうちに一旦、お蔵入り。
とうとう、Keychron K12をゲット
純正を使いながら、何かMac用に良いキーボードはないかなあと探しているうち、Keychronというメーカーの存在を知りました。
調べてみると、製品群の中でもK2を使っている人が多いように思ったので、それにすべくK2を探していたのですが、HHKBが60%キーボードなので、やはりこれに近いサイズのものが欲しくなり、K6 か K12 で迷っていました。
K6は、K12に矢印キーなどを追加したもので65%サイズです。
K12は、品番的にはK6から矢印キーなどを省いたのかもしれません。
もちろん、軸の色も機種選択の要素でしたが、まあ最初は赤軸でも茶軸でもどっちでもいいやというつもりでオークションやフリマサイトを巡回していました。
ただ、青軸はそこそこ音が大きいとのことでしたので、それは除外しました。
で見つけたのが、K12で、しかも即決価格が、「えっ、そんな値段でいいんですか?」というくらいの親切設定。
即決なら、送料無料というのも有難かったですし。
入手したK12の主な特徴は以下の通りです。
- 60%サイズ
- Gateron メカニカルスイッチ 茶軸
- 有線接続または無線接続(Bluetooth接続)
- アルミフレーム
- RGBバックライト
- ホットスワップ非対応
今にして思えば、このホットスワップ非対応というところが、あまり即決価格が高額設定になっていなかった理由だと思います。
しかし、私はそれほど打鍵感に拘らないので、入手したK12のスイッチを交換してみようとまで思いませんので、ホットスワップ非対応で十分です。
そしてそのK12の使い心地
さて、いよいよその使用感についてです。
メカニカルスイッチに拘る場合、打鍵感もさることながら、そのタイピング音が問題ですよね。
打っている本人より、周りの人の方が気になるような大きさの打鍵音では困りますしね。
比較対象がHHKBしか無いに等しいので何とも言えませんが、音の大きさので言うと私が一番よく使ってきたHHKBと同等くらいではないかと思います。
HHKBと言っても、私は高級ラインは買えませんんでしたので、HHKB Lite という廉価版ですが。
音の大きさは同程度でも、音質が少々異なると感じます。
HHKは、「カシャカシャ」という音を含みますが、Keychron K12の方は、どちらかというと「スコスコ」という表現が当たっているかなと。
同じHHKでも高級ラインで使われている静電容量スイッチのは、この「スコスコ」に近いらしいですが、実際に触ったことがないので分かりません。
K12を最初のKeychronとして、今後はどれに?
まず、買ったK12の諸元に基づいて。
- 60%サイズか65%サイズか?
これ、無茶苦茶迷います。
リターンキーの右横には何も無いのが好きなので、やや60%推しなのですが、矢印キーはあったほうが嬉しいです。
K12も、もちろん矢印キー機能はありますが、使うキーのコンビネーションがHHKBと違っており、まだ慣れる(ブラインドで矢印キーを使う)までには至っていません。 - スイッチの軸
スイッチの種類も多く、正直、どれを選んで良いのかわかりません。
赤軸:リニア 茶軸:タクタイル ということらしいのですが、これもまだよく分かりません。
まだ茶軸しか持っていないくせに、「茶軸が無難」と思っています。
赤軸が茶軸と比べて圧倒的に静音であればまた違うのですが、音の大きさについては、どうやらそれほどの差はないらしいので…。 - 有線接続または無線接続(Bluetooth接続)
実はこれまでずっと、無線最優先でMac用キーボードを探してきました。
今もそれは変わらないのですが、Keychronのキーボードを無線接続で動作させた場合、10分でスリープに入り、Macとの接続が切れます。
どれかのキーを押せば再接続されるのですが、これが想像以上に遅いです。
再接続が遅いという話は聞いていたのですが、これほどとは……。
少しイライラするくらいです。
これなら、据え置きMac用には、有線でもいいかなと思い始めています。 - アルミフレーム
これもネット情報から、アルミフレーム必須と思っていたのですが、重いのと、ややゴツさを感じるので、プレスチックフレームでも良いのでは思い直しています。 - RGBバックライト
RGBは派手だし、物珍しさもあって、最初はRGBタイプを入手できて良かったと思っているのですが、ほとんど白色しか使わないので、以後は白色でも良いかなと。
RGBで白色設定にしても、ちょっとキー操作を間違えると他の色になってしまい、また白色設定に戻すのが割と面倒なのです。 - ホットスワップ機能
これはあったほうが良いとは思っていますが、あってもたぶん、スイッチを交換することはないだろうと思っています。
ただ、不具合を起こしたスイッチを交換する場合、ハンダ付けを外さなくても良いので、あれば便利かと。
次に欲しいKeychronの型番
以上のことから、次に欲しいのはというと、ズバリ、K9 pro
ロープロファイル(薄型)の60%サイズなので、iPadのお供にと思っています。
別にキーマッピングするためにProをということではないのですが、K9の無印は出ていないようなので…。
もし入手できたら、またここでご報告します。
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