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リサイクルショップで「土鍋 花三島 銀峰三島」を見つけたら、絶対買うべし。

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銀峰の三島鍋 6号

中古の土鍋を買いました

一人分のおでんを温めたり、鍋焼きうどんを作ったりするのに便利な小ぶりの土鍋。

税込み770円でしたので、即買い。

アマゾンでの品名は、「萬古焼 銀峯 土鍋 (深鍋) 6号 1人用 花三島」となっているようです。
長い!(笑)

ということで、萬古焼(バンコヤキ)なのですね。

「三島鍋」の名前の由来

私は最初、「三島」というのは地名かと思っていました。
しかしちょっと調べてみると、確かに静岡県三島市と無関係ではないのですが、直接「三島市」から来たのではないようです。
つまり、産地が「三島市」の土鍋を「三島鍋」というのではなく、静岡県三島市の河合家で製造・販売されていた太陰太陽暦(旧暦)の暦「三島暦」に似た柄を「三島柄」といい、この「三島柄」がデザインしてある茶碗を「三島茶碗」と読んだり、土鍋を「三島鍋」と呼ぶようです。

上の写真の三島鍋は、「三島柄花文」というデサインのようです。
ですので、「花三島」と呼ぶようですね。
詳しくは、三嶋柄(三島柄)プロジェクトのホームページを参照ください。

萬古焼

萬古焼
 萬古焼は、江戸時代中期に桑名の豪商・沼波弄山(ぬなみろうざん)が現在の三重県朝日町小向(おぶけ)に窯を開いたことに始まります。
弄山は自身の作品がいつまでも変わらず残るようにと「萬古」または「萬古不易」の印を押しました。それが萬古焼の名前の由来といわれています。

 萬古焼には、食器や花器など生活を彩る器から工業製品の型まで多種多様な焼き物があります。そのバラエティーの豊かさは、「萬古焼の特徴は『萬古』の印があること」といわれるほど。
陶土などの資源が乏しい土地で、先人たちは技術力を磨き、研究を重ね、各時代のニーズを敏感にとらえて様々な製品を作り出してきました。努力と工夫で300年の間、萬古焼の伝統を繋ぎ、日本有数の陶産地として発展してきたのです。

ばんこの里会館

銀峯陶器

ブランドは、「銀峯陶器(Ginpo Touki)

サイズ等のデータは、

  • サイズ:約幅19×奥行き21.2×高さ11cm
  • 容量:約900cc
  • 重量:約980g
  • 原産国:日本

土鍋はいくつか持っているのですが、もう少し大きめのがあればいいなとリサイクルショップを探検中、この三島鍋を見つけました。

小ぶりの土鍋で安いものだと200円前後で買えますが、それはたぶん中国製。

以前に百均とかで買った中国製の土鍋は底が抜けたり割れたりしたことがあるので、それ以降、土鍋は日本製以外怖くて買えないです。

裏を見ると「銀峰」刻印があるので、日本製であることを確信しましたが、炎が当たった跡がありますので、完全に使用済みの中古。

使用済みの調理器具を買うのにはやや抵抗がありましたが、まあ、しっかり洗ってから使えば問題無しと購入を決断しました。
税込み770円でしたし。
使っている土鍋より一回り大きいものを探していたので、このサイズが欲しいと。

やってしまいました。
家で使っているのと同じサイズでした。(笑)

久々の無駄買いをしてしまいました。
蓋の色味が違うのは、製造ロットによる違いなのか、使い込んだからなのかはわかりません。
左側が以前に買って使っているもの。
右側が今回手に入れたもの。
ただ、どちらのほうが長時間使われたのかも不明です。
最初からあるほうも、ご飯炊いたり、ラーメンや鍋焼きうどんを作ったりで、結構使い込んでいます。

まあ、今回買ったほうは、現在使っている土鍋が壊れるまでお蔵入りですね。

その後

この6号サイズを使って、結構、湯豆腐やキムチ鍋を作って晩酌しながら食べているのですが、いくら独りだからひとり用サイズとはいえ、鍋料理には小さい気がします。
鍋焼きうどん用かなと…。

もう少し大きい、7号サイズ(サイズ:約幅22×奥行き24.3×高さ12.5cm、容量:約1500cc)が欲しいと思う今日このごろであります。
デザインは、同じ「花三島」でなく「菊花」が欲しいところですが、リサイクルショップで、ここまでのこだわりに合うものを見つけるのは難しいので、これは新品で買うほうが早いというか、それしか入手方法がないかもしれません。
そこをあえて、リサイクルショップで見つけるという生き方を目指してはいるのですが、こればっかりは縁ですからね。

追記:ペタライトの不足問題

2023年頃、土鍋の原料である「ペタライト」という鉱物が輸入できなくなったということで、土鍋、特に萬古焼の土鍋の生産危機が問題になっていたと記憶しています。

それに呼応してか、リサイクルショップでも萬古焼の土鍋、特に炊飯土鍋を見かけることがあまりなくなったように感じています。

2025年10月現在、ペタライトの主な生産国であるジンバブエが輸出再開をしているようですし、ペタライトの代替素材を使った萬古焼も開発されているようなので、土鍋の生産危機は脱しているようですが、それでもリサイクルショップで土鍋をあまり見ないような気がします。

リサイクルショップで見つけたら、是非、確保することをおすすめします。

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