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WordPressの引っ越し|さくらサーバー ⇒ ConoHa WING

手元の形ある品物ではなく、インターネットの向こうにあるサーバーのお話です。

このブログは、長い間、さくらサーバーを利用して運用してきました。

最初は月額料金が1,000円程度のVPSサーバーでWordpressを手動インストールして運用していましたが、その後、もっと手軽に、そして安価に借りれる「さくらのレンタルサーバ」に移行しました。
このときの引っ越し作業が割と面倒だったのをなんとなく記憶しています。

その後、数年ずっとそのままでしたが、自身がこのブログにアクセスするとき、ややもたつきを感じていました。

PageSpeed Insightsのスコアは、PCで95ほど、携帯で70前後でしたので、絶望的に遅いわけではなかったのですが、他のサイトの管理をするときと比べると、体感的にちょっとだけもたつく感じがしていました。

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「さくらのサーバ」から「ConoHa WING」へ

PageSpeed Insightsのスコアを上げるために、Geminiと相談しながら、プラグインなどの設定を行っていました。
その際、Geminiに紹介されたのが、ConoHaサーバーでした。

速さに定評があること、「さくらのサーバ スタンダードプラン」よりは少し月額料金が高くなりますが、長期契約すれば月額1,000円前後なので、劇的に高くなるわけでもなさそうでした。

月額料金よりも魅力に感じたのは、契約条件にもよるらしいのですが、ドメイン維持費が無料になりそうだったことと、前回苦労したWordpressの引っ越し作業を自動で行う機能があるらしいことでした。

この自動引っ越し機能に魅力を感じて、試しにと「ConoHa WING」を契約したのでした。

引っ越し機能の提供が一時停止されていた!!

Geminiに質問しながらConoHa WINGを契約したので、30分もかかったでしょうか、すぐに使えるようになりました。

そこで、早速、ConoHaのコントロールパネルから自動移行しようとしたのですが、Geminiが言うところの「かんたん移行」のボタンが現れません。
「新規作成」しか選べないのです。

あれこれ触っているうちに、以下のようなメッセージが……

他のサーバーで運用しているWordPressをConoHa WINGに移行したい場合は「かんたん移行」を選択してください。ConoHa WINGで運用しているWordPressを複製したい場合は「サイトコピー」を選択してください。※移行機能については提供を一時停止しております。

一番使いたかった機能が使えない!!

前回と同じ方法で移行しようとしましたが……

今回も同じですが、前回は移転前のサーバーにも移転先のサーバーにもWordpressはインストールされ稼働していましたので、移転用のプラグインを使って移行しました。
そこで、今回もまずは前回と同じプラグインの「All-in-One WP Migration」を使おうとしました。
まずは移転元のさくらサーバーのWordpressに「All-in-One WP Migration」を入れ、Wordpressをエクスポートしました。

この「All-in-One WP Migration」は、無料では512MBまでの容量しか扱えないのは知っていましたが、このブログがそこまで容量になるはずがないと思ってエクスポートさせると、5GBという表示とともにエクスポートが始まりました。
まさか何かの間違いだろうと、エクスポート完了後に該当ファイルの容量を見ると、よもやの4.7GBになっていました。

有料のオプション購入も考えましたが、円安ドル高の折、10,000円近くします。
一度しか使わない可能性があるのに、この出費はありえないということで、別の移転用プラグインを探しました。

実は、これが後のイバラの道への入口でした。

移転用プラグイン「Migrate Guru」で絶望的な状況に!

次に見つけた移転用プラグインが「Migrate Guru」で、これは無料で200GBまで扱えるということでした。
200GBあれば、個人運用のWordpressなら不足することはないでしょう。

このプラグインは、エクスポートしたファイルを、移転先でインポートするという方式ではなく、移転元と移転先で同時に動作させ、専用の中間サーバーを経由して移転するという原理のようです。

それで、うまく移転が成功したように見えたのですが、この先に大変な修復作業が待っていました。

起こった現象・・・それはURLのねじれ

うまく移転できたと思い、アクセスしてみたところ、どうやら動いていそうでしたので、ネームサーバーの設定等で、ConoHaのサーバーにこのサイトのURLを向けました。
DNSの浸透を待つため、一晩寝かせてから細かいところを確認しようと、移転作業は次の日に。

あくる朝、サイトにアクセスしてみると、エラーの嵐でした。

「保護されていない通信」云々というのは、ConoHaサーバーの無料SSLの設定がまだだったので、SSLの設定が有効になってからは起きなくなりましたが、画像が表示されていないとか、リンクをクリックすると、「このサイトは安全に接続できません」が出てきたりと、まともに使えなくなりました。

Geminiと相談しながら現象を整理していくと、本来なら、URLがsecondhand-life.jpになっていなければならないところが、secondhand-life.jp.20260215******.conohawing.comとか、酷いときには、
secondhand-life.jp.20260215******.conohawing.com.20260215******.conohawing.comのように、正しいURLに余計なドメインが追加されているのです。

Geminiはこの現象を「URLのねじれ」と呼んでいました。

原因の推察

おそらくですが、「Migrate Guru」で移行作業をしたときのConoHaサーバーのアドレス設定に原因があったと思います。

ConoHaサーバーでWordpressを新規にインストトールし、その動作を確認するためのアクセスURLを設定する「確認用URL」というのがあるのですが、これを有効にしないとWordpressのダッシュボードに入れないので、もちろん、有効にしました。
そのURLがsecondhand-life.jp.20260215******.conohawing.comだったのです。

従って、
移転元 : secondhand-life.jp
移転先 : secondhand-life.jp.20260215******.conohawing.com
というURLで構築されてしまったようです。

「Migrate Guru」などのプラグインは、移転先のURL設定を自動的に書き換えます。今回の原因は、ConoHaの「確認用URL」を移転先として指定したため、プラグインが『このサイトの正解は確認用URLなんだ』と誤認して、データベース内の全リンクを書き換えてしまったことにありそうです。

二重の失敗

とにかく、移転先のWordpressが誤ったURLが設定されてしまったせいで、ダッシュボードにも入れなくなりました。

まずこれを何とかせねばということで、Geminiにに相談したところ、wp-config.phpに下の2行を書き込んだところ、何とかダッシュボードに入ることが出来ました。
これは、ConoHaサーバーのコントロールパネルのファイルエクスプローラーで編集できたおかげです。

define(‘WP_HOME’, ‘https://secondhand-life.jp’);
define(‘WP_SITEURL’, ‘https://secondhand-life.jp’);

ただし、これを記述するとWordPress管理画面の「設定 > 一般」からURLが変更できなくなる(グレーアウトする)という副作用があります。
あくまでこの記述は、管理画面に入れるようにするための応急処置ですので、最終的にはこの記述消して置く必要があります。

ダッシュボードに入れたので、長いURLを何とかする方法を模索しました。
「長いURL」という便利な呼称は、Geminiがそう呼んでいて、Geminiとのやり取りでも「長いURL」で通じたのは、とても便利でした。

そしてその長いURLを修正するために最初に使ったプラグインは、「Better Search Replace」でした。
これで、secondhand-life.jp.20260215******.conohawing.comをsecondhand-life.jpに置換したつもりでした。

とこころが、まずいことに更に複雑なURLを生み出してしまいました。
それが、
secondhand-life.jp.20260215******.conohawing.com.20260215******.conohawing.com
という更に長いURL。

この時点で、半ば諦めムード。
元のさくらサーバーに戻そうかとまで思いました。

最後の手段 直接MySQLを編集する

プラグインなどのツールでは、自分の予期せぬ形でデータが書き込まれる可能性があるので、もうこうなったらデータベースを直接編集するしかないと思い始めました。

これでWordpressのDBファイルが壊れたら、一旦、さくらサーバーに戻して、ゆっくり再構築すればいいやと。

そこで、phpMyAdminで長いURLを検索し、該当テーブルのカラムの値を正しいURLに直打ちで修正したり、複数のレコードの書き換えはSQL文で行ったりして、WordpressのDBから長いURLを一掃したところ、見事、正常動作するようになりました。

SQL
UPDATE wp_options SET option_value = ‘https://secondhand-life.jp’ WHERE option_name = ‘siteurl’;

今回の作業で、一括置換プラグインは便利だが、今回のような複雑なURLの混在時には、かえって傷口を広げることがあることもわかりました。
場合によっては、最後の手段であるSQL(直接編集)も必要ですね。

ConoHaサーバーにして速くなりました

まだいろいろ調整中ではありますが、PageSpeed Insightsの懸案だった携帯でのスコアがさくらサーバーにくらべて約15ほど向上しました。

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